団地のキッチンリフォーム

団地でのキッチンリフォームのポイントと注意点について解説

団地にお住まいの方で、キッチンリフォームを検討されている方もいらっしゃるかと思います。はじめてのリフォームであれば、どのように進めていいのかなどわからず困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、団地でのキッチンリフォームのポイントと注意点についてご紹介いたします。

 団地のキッチンリフォームの問題点 まず2つ

プロの視点でいうと団地でシステムキッチンへのご相談をいただいたときに確認したく思うポイントは、換気の排気と、簡易湯沸かし器をどうするのかという点です。

ほとんどの団地の台所には、プロペラ型のいわゆる換気扇がついていると思います。でも、現在販売されているシステムキッチンはほとんどが標準で、レンジフードが設定されています。もちろんそのままプロペラ型の換気扇を使うこともできるのですが、せっかくならレンジフードにしたいところです。団地によってはそのまま付け替えが可能なところもありますが、そうでないところの方が多いと思います。

もう一つは簡易湯沸かし器です。ほとんどの団地では、もともと台所で簡易湯沸かし器を使いお湯を作るという仕様になっています。もちろん新しいシステムキッチンにして、再度、簡易湯沸かし器を設置してもいいのですが、見た目と使い勝手が正直いまいちです。

新しいスタイリッシュなシステムキッチンにするなら、せっかくならこの2点はクリアーしたいところです。

広さを確保するポイント

団地の場合キッチンのレイアウトは基本的に統一されており、どの場合でも壁付のキッチンなのがほとんどです。狭いスペースでもそれなりに広さを確保できるキッチンですが、それでも狭さを感じさせるため、実際に使用していて不満を感じている方は多いのではないでしょうか。

広いキッチンであれば、料理や食器洗いをするにしてもスムーズにできますが、狭いとなかなかそうもいきません。そのため、リフォームをする際には、まず広さをいかにして確保するかという部分に注力するといいでしょう。

団地のキッチンリフォームで広さを確保するためのポイントとしては、以下の2つが挙げられます。

間仕切りの壁を取り除く

キッチン周辺に間仕切りの壁がある場合、その壁が障害となって狭さを感じさせている可能性があります。構造壁と呼ばれる取り壊すことのできない壁でなければ、撤去することによって空間を広くすることが可能です。

あるいはふすまなどで仕切られている場合は、それを取り外すことによって2部屋がつながり、広さを確保できます。

インテリアコーディネートを駆使する

間仕切り壁が構造壁である場合など、物理的に広さを確保することが難しいケースも実際に存在します。では現状で我慢するしかないのかと落胆されるかもしれませんが、インテリアコーディネートを駆使することで、実際の広さは変わらないものの、広く感じさせることが可能です。

たとえば空間で使用するカラーを、白やパステルカラーなどの薄く明るい色にするだけでも、圧迫感を解消する効果があります。また、全体的な色味を統一することも効果的なので、積極的に取り入れてみましょう。

収納スペースを確保するポイント

続いて不満に感じやすい要素となるのが、収納スペースの少なさです。生活をしていく中で、調味料や食材、食器や調理器具などが徐々に増えていくことでしょう。

団地のキッチンは元々収納力があまり高くないので、割とすぐいっぱいになります。そうなるとキッチン周辺に荷物が増えていき、動線の妨げになるだけでなく、余計に狭く感じさせるのです。そのため、リフォームによって収納力をアップさせたいと考える方が多いのです。

たとえばシステムキッチンにすれば、キッチンの収納力が高いためそれだけでも使い勝手は向上します。あるいは床から天井までの壁面を利用した収納を設けると、縦のスペースを最大限に活用した収納が可能です。

物理的なスペースの狭い団地のキッチンでも、上下のスペースを有効活用することによって、満足できるだけの収納力を確保することができます。

 

配管の劣化に注意

団地のキッチンリフォームをする際に注意してほしいのが、配管の劣化です。団地の築年数によっても異なる部分ですが、リフォームを検討するということはそれなりの築年数であるはずです。

それなりに築年数が経っていると、当然配管に関しても古くなっており、キッチンの側だけリフォームをしても、効果があまり感じられないこともあります。床下配管であれば、管理組合もしくは管理会社の許可次第でリフォームができますので、確認してみましょう。

キッチンそのものが新しくなったとしても、配管が古いと、使用する中で、また不具合が出始める可能性があります。そうならないためにも、配管はできるだけ新しくする必要があります。現状住み続ける意思があるということでしたら、できる限りリフォームができないか、相談してみましょう。

 

まとめ

団地のキッチンリフォームですが、まずはリフォームしてもいいのかどうかを確認するところからはじめましょう。問題ないということであれば、今回ご紹介した広さなどのポイントを押さえつつ実施することで、満足できる結果に結びつくはずです。

団地のキッチンリフォームをされる場合には、専門で行っている「団地リノベ屋」にぜひお気軽にお問い合わせください。

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