団地のバルコニーをリノベーションする際のポイントや注意点とは?詳しく解説

団地のリノベーションにおいて、バルコニーを対象とする場合にはいくつか押さえておくべきポイントがあります。見た目などだけで決めてしまったために、後悔する羽目になったという方も少なくありません。事前に理解しておくだけで、そうした失敗を回避することが可能です。

今回は、団地のバルコニーをリノベーションする際のポイントや注意点についてご紹介いたします。

団地におけるバルコニーの役割

そもそも、バルコニーの主な役割としては「洗濯物や布団などを干すための場所」となります。しかし、それはあくまでも本来の役割でしかなく、近年ではプラスアルファの役割が主流となっているのです。代表的なものとしては、以下のような用途が挙げられます。

アウトドアリビング

バルコニーをリビングの延長線上として扱うという活用方法です。インナーバルコニーと呼ばれるバルコニーを覆うほどの屋根があるタイプにすることで、リビングルームにプラスして空間を広々と使えます。また、その貴重な空間の活用方法は多岐にわたるのではないでしょうか。リビングルームと床材などの配色を統一することによって、室内と室外の境が曖昧となり、より延長であることが強調されます。

ガーデニング

ベランダでのガーデニングは何年も前から流行っている活用方法となりますが、バルコニーに関しても例外ではありません。団地には緑地が多いものの、そこでのガーデニングが許可されていないことも多いのではないでしょうか。気兼ねなくバルコニーでガーデニングができるので、日々の生活もより華やかになります。周囲からもあまり見られにくい空間ですので、気楽にできるという点がメリットです。

 

団地のバルコニーにおける問題点

団地のバルコニーには少なからず問題点が存在しています。リノベーションをする際には、その問題点の解消を念頭に置くべきです。よくある問題点は以下のとおりです。

ハトのフン

すべての団地がというわけではないものの、多くの場合鳩がよく住み着いてしまいます。鳩にとって住みやすい環境と団地の環境が合致しているからでしょう。その場合の問題はフンです。大量の鳩がフンをすることで、バルコニーがフンまみれになってしまうことがあるのです。洗濯物などを干すための空間であるにも関わらず、せっかくきれいにした洗濯物がフンで汚されてしまっては洗濯が無駄になりますし、キリがありません。

周辺の木

団地の中でも低層階の場合ですとバルコニーの正面や周辺に木があることも少なくないでしょう。夏の時期にはカメムシが発生してしまうことも多く、ストレスを感じやすくなってしまいます。そのまま冬の時期へ突入する過程で、枯れ葉が大量に落ちてしまうという点も問題です。

排水溝

通常バルコニーの排水口は各世帯に一つですが、団地の場合には左右の2軒で共通の排水口であることがあります。排水口がない世帯で水などを使用した場合に、排水口までその水が流れていくことになります。事前に挨拶をしているので大事にはならないかでしょう。それでも流れてくる側からするとあまり気持ちのいいものではないでしょう。

 

団地のバルコニーをリノベーションする際のポイント

団地のバルコニーをリノベーションする際ですが、以下の押さえるべきポイントをおすすめします。

屋根を設置する

バルコニーに屋根がない状態ですと、雨の日などに洗濯物を干せなくなってしまいます。また、バルコニーの空間を活用する場合でも、雨がネックになってしまうのです。屋根を設置することによって雨を防ぐことが可能となり、活用の幅も一段と広がります。日差しが強い日でも丁度いい日除けの役割を果たしてくれますので、一石二鳥の効果が期待できるのです。

プライバシーに配慮する

ご自宅の周辺環境によっては、バルコニーから室内が丸見えとなりプライバシーに配慮する必要が出てきます。かといって、フェンスなどを設置してしまうと風通りが悪くなってしまうなどの問題が発生するでしょう。ルーバータイプあるいは格子状の目隠しなどを活用することによって、プライバシー面と風通しを両立させることが可能となります。

床材を変更する

予算の関係であまり大掛かりなリノベーションが出来ないことも少なくありません。その場合には、せめて床材だけでも変更してみるといいでしょう。バルコニーの床材は印象に対して大きく影響する部分ですので、素材や色を変更するだけでもガラリと印象が変わります。素材の変更をすることで機能面も変化しますので、それだけでも十分なリノベーションになることもあります。

 

団地のバルコニーをリノベーションする際の注意点

団地のバルコニーをリノベーションする際には、禁止事項の有無に注意しましょう。一般的なマンションと同様に、団地に関しても専有部分のみリノベーションを許可していることがほとんどです。万が一共用部分に該当する箇所をリノベーションしてしまった場合には、修繕や賠償などのリスクが発生します。事前にバルコニーのリノベーションは問題ないのかという部分を明確にしておくことをおすすめします。

また、リノベーション自体は可能であったとしても、どの程度まで可能なのか線引きがされている可能性も考えられます。可否だけでなく、可能な範囲に関しても確認しておくことでトラブルを防止することが可能です。団地によって異なる部分となりますので、管理規約などをしっかりとチェックして、明確になった状態から計画を立てるといいでしょう。

 

まとめ

バルコニーは本来の機能に加えて、あらたな生活空間として活用することも可能です。団地であっても、リノベーションによっておしゃれかつ機能性の高い状態にすることで、より良い暮らしを送れるのではないでしょうか。

団地のリノベーションを専門に行っている「団地リノベ屋(ナガツユアートテック)」では、豊富な経験と知識を持った職人が対応いたします。バルコニーを新しくしたい、リノベーションしたいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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