リノベーションでおしゃれな団地暮らし。機能とデザインを両立するためには

価格の安さや利便性が魅力的、でも「ダサい」「時代遅れ」なイメージがぬぐえないかもしれましょう。そんな団地を、今風のおしゃれな住まいに変えることはできるのでしょうか。住み心地のよさとデザイン性を両立した暮らしをかなえるために、リノベーションのアイデア例とオススメの施工方法をご紹介します。

 

「団地=ダサい」はもう時代遅れ

団地でもおしゃれな部屋にできるの?

団地は全体的なリノベーションを許可されているところが多いため、工夫しだいで現代的でおしゃれな生活空間にアップデートすることができます。団地と聞くと、どうしても「古くて不便」「狭そう」「所帯じみている」といった、少しネガティブなイメージを思い浮かべてしまう方もいらっしゃるでしょう。

実際に多くは昭和30年代ごろに建てられており、間取りや設備が当時の基準のままであれば、どうしてもデザインの古さを感じさせてしまいます。また、狭いキッチンや低い天井など、生活するうえで少し不便なところがあるのも事実です。快適な生活をするためにも、団地を購入したら、まずはリノベーションを考えてみてはいかがでしょうか。

団地はリノベーションにピッタリの物件

そもそもリノベーションとは、「最初の状態より暮らしやすい環境にするため、機能性とデザイン性を向上させてつくり直す」ことです。現代の基準に合わせた設備と、自分好みのインテリアに再設計したい団地という建物は、まさにリノベーションに最適なのです。

元々が簡素なつくりなので、少しの手直しでも部屋の印象はかなり変わりますし、一から再設計して、まったく違う物件のようにすることもできます。機能を足したり雰囲気をガラリと変えたり、無限の可能性があるところが、団地リノベーションの楽しさです。

しかし実際に行うときには、以下のような注意点があります。
・壁式構造である場合、大きな間取りの変更ができない
・玄関ドアやバルコニーなど、共用部分には手を加えられない

それぞれの団地によってできること・できないことが異なるため、まずは管理会社の規約を確認し、可能な範囲で理想の部屋づくりを楽しみましょう。

生活の質も気分もあがる住まいへ。オススメのリノベーション例

ふすまや引き戸を取り外す

なんとなく「昔の家」という印象をあたえてしまう、部屋同士を仕切るふすまや引き戸ですが、思いきって取りのぞいてしまえば、部屋をつなげることで間取りを変えたり、一部屋のスペースを広げたりすることができます。戸を外してもそのレールとなる鴨居(かもい)と敷居は残るため、視覚的にスペースを仕切られます。

リビングと家族の部屋をつなげたり、広々としたダイニングキッチンにしたりと、生活スタイルに合わせた自由な部屋づくりが可能です。

ワークスペースを作る

会社のテレワーク業務やフリーランスのお仕事など、最近は家で仕事をする方も少なくありません。「在宅ワークをするなら生活空間と仕事をする場所は別にしたい、でも部屋にずっとこもるのは気分が落ち込む」と思うことはないでしょうか。

柱や仕切りがないシンプルな構造という点を活かして、たとえば背の高い本棚やボードをそなえつければ、同じ部屋に新しくスペースを作ることができます。独特な設計デザインゆえの自由度の高さが、団地リノベーションの魅力です。

天井の色や素材を変える

元々のシンプルな天井を違う色や材質のクロスにはり変えると、部屋のイメージもいっきに違ったものになります。また天井の仕上げ板を取り外してコンクリート構造をむき出しにするのも、スタイリッシュな印象になるため人気です。厚い板を除いたことで低い天井がすっきり高くなり、部屋にゆとりが生まれます。

畳や床材をはり変える

築年数が長い物件特有の、畳や暗い色のフローリング、生活感の出るビニールの床も、変更することで雰囲気をガラリと変えられます。無垢材にしたりはり方を工夫したりすれば、明るさと木のあたたかみを感じさせる、カフェや新築マンションのような清潔感のある雰囲気になります。

もちろん畳もフローリングにはり変えることができますが、畳をそのまま新しくして、和室にあえてベッドやソファを置いてもおしゃれです。

水回りの設備の材質を変える

内装はキレイでも、毎日使うお風呂やトイレ、そして目につきやすいキッチンなどのつくりがそのままだと、そこだけ浮いてしまうような違和感があるでしょう。元のデザインが無機質なため、壁や床の色を変えたり別の材質を組み合わせたりと、リノベーションしだいで、雰囲気が変わる場所でもあります。

せっかくなら機能面の改善はもちろん、インテリアになじむデザインや材質に変えると、日々のルーティンが快適で楽しくなります。

団地をリノベーションするためのおもな方法3つ

DIYで行う

壁の色を塗り変える、引き戸を外したりフロアタイルを敷いたり…といった比較的カンタンな作業であれば、ホームセンターなどで道具をそろえて自分で行うことが可能です。

しかし水回りの改修やスケルトン工事など、大がかりなリノベーションを考えたときは、個人の力だけではやはり限界があります。専門的な知識・技術と時間が必要になりますから、「天井から床まで全体的に雰囲気を変えたい」「キッチンやトイレを使いやすく、インテリアに合うおしゃれなデザインにしたい」ということであれば、迷わずプロに依頼しましょう。

工務店に依頼する

工務店に依頼する場合はすべて自社施工で行うため、余計なコストがかからず、契約費用が安く済むというメリットがあります。地元で評判のいい工務店はベテランの職人がいることも多く、施工の技術はたしかです。ただし「理想のデザインを提案、実現してくれるか」という面では不安があります。職人はあくまで実際の工事が仕事であるため、デザインに関する専門知識はないことが多いのです。

単なるリフォームなら工務店へ依頼するのもよいのですが、デザインまでこだわってリノベーションしたい場合は、別の方法を考えた方がいいでしょう。

リノベーションの専門業者に依頼する

リノベーションの経験と技術が豊富な専門業者に依頼すれば、高い品質性とデザイン性、どちらもかなう施工が可能です。担当スタッフが希望の住まいについてしっかりヒアリングし、好みをくみ取りつつ物件の構造に合った施工アイデアを提案してくれます。想像していたものがそのまま、あるいはそれ以上のものとなって実現する喜びを強く実感できます。

専門業者とはいえ、得意分野は会社によって違うため、団地に特化した会社を選ぶこと大切です。また物件と同じエリアにある地元の会社にしておくと、デザインなどの打ち合わせを細かくスムーズにできます。施工後のメンテナンスやトラブルが起きたときも、近ければ早く対応してもらえます。

まとめ

団地はリノベーションしだいで、どこまでもおしゃれな家に生まれ変わります。昔ながらの構造設計や独特なデザインを活かした現代的なインテリアにするためには、まず団地リノベーションに強い専門業者に相談することがオススメです。

千葉エリアで団地に特化したリノベーション業者をお探しなら、「ナガツユアートテック」へぜひ一度ご相談ください。さまざまなリフォームでつちかった技術力と最新のデザイン提案を、地元の方々が安心できる低価格・高品質でお届けします。思い描く理想のお部屋を、一緒につくり上げていきましょう。

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