・住んでいる部屋のリフォームやリノベーションに興味がある
・中古物件の資産価値のことが知りたい
・所有物件が、将来的に価値が下がるのが不安、また資産価値を上げる方法があれば知りたい
このような方や疑問をもたれている方は、多いようです。不動産は金額も大きく、一般の方からしたら不透明でわかりづらく、難しい部分もあります。そこで今回は、団地やマンションのリフォームを手がける不動産のプロだからこその視点から、疑問にお答えいたします。
中古物件や中古の不動産に資産価値はあるのか？
現在団地やマンションを購入されて住んでいる方が一番気になるのが、中古の物件に資産価値がまだあるのかという点ではないでしょうか？
不動産は多くの条件のもとに、価値が算出されます。一概に中古物件だからといって、それだけでは資産価値の有無はわかりません。ここでは、一般的な例をもとにお話をしましょう。
また、不動産は『土地』と『建物』にわけられます。『土地』に関しては、国税庁が路線価といわれる土地に対しての価値を出すのです。この記事では、『建物』に関しての資産価値のお話をしていきます。
建物の価値の推移ですが、基本的に新築で購入するときが一番高いものです。しかし、購入した直後から中古物件に変わり、資産価値は下がっていきます。そこからは下がり続け、およそ15年から20年で下がりきるといわれています。理由としては、建物の老朽化・使用感・室内の仕様の移り変わりです。
ですが、物件の資産価値をなるべく下げずに保つことができたり、逆に価値が高くなったりするケースもあります。そのような物件には、いくつかのポイントがあります。
中古物件の資産価値に影響するポイント7選
ここでは、中古物件の資産価値に影響する一般的なポイントを紹介します。もともとの要素もありますが、今からでも資産価値を高める方法もあります。ぜひ最後まで確認してみてください。
1.築年数
2.立地
3.方角
4.日当たり
5.周辺環境
6.ペットやタバコ
7.間取りや内装の仕様
築年数
日本では耐震基準の問題で、1981年から何度か耐震基準法が改正されてきました。そのような点から、建物の価値を見る際に、築年数はよくみられるポイントになっています。あなたの住まわれている団地やマンションの築年数が浅いと、資産価値を高めるポイントになるでしょう。
立地
建物が建っている場所も、とても重要です。平坦な場所に建っているのか、坂の上にあるのかでも大きく変わってきます。
方角
方角も、不動産の価値を決める上で大切なポイントになってきます。方角は、主に日当たりや風通しにも影響をあたえます。もちろん日当たりのいい物件や風通しのいい物件は、価値としては下がりづらいでしょう。
日当たり
団地やマンションだと、日の光が入ってくるのが、ベランダの窓からの1箇所しかない物件も珍しくありません。日当たりによって日中の部屋の明るさにも大きく影響し、資産価値にも関わってきます。
ベランダが南向きだと日中の光がよく入ってくるので、日当たりのよい物件として価値が高くなります。逆に北向きや西向きに大きな窓やベランダがあると、価値としては下がりやすいでしょう。
周辺環境
建物の周りの環境も、不動産の価値において重要です。駅やスーパーが近く徒歩圏内にあることや、小学校が近いことも大切です。お子様のいるご家族からはポイントが高いので、それだけ資産価値は高くなりやすいでしょう。逆に建物の前にお墓などの心理的に嫌悪を感じる場所があると、価値は下がります。
ペットやタバコ
ペットやタバコなどの匂いはお部屋についてしまい、壁紙（クロス）を変えてもなかなかとれない場合もあります。ペットを飼っていなくて、タバコも吸っていない方は、その分、資産価値としては有利になります。
間取りや内装の仕様
このポイントに関しては、唯一所有した後で、物件の価値によい影響をあたえることができる方法です。間取りや内装も中古物件の資産価値に影響があります。使い勝手のよい間取りやキレイな内装や最新の仕様であれば、価値は上がるでしょう。
最近ではリフォームやリノベーションをして、流行や最新の仕様にすることで、物件の資産価値を上げる方が増えています。
まとめ
中古物件には、新築物件にはない、価値と可能性があると私たちは感じています。これから住み続ける方にも、将来的に売却などをお考えの方にも、リノベーションやリフォームという方法をとることで、資産価値を上げることができるでしょう。
家は人が住む場所なので、使いやすく、住みやすく、心落ち着く場所に価値があると感じています。これからもプロ目線でお客様のライフスタイルにあったリフォーム・リノベーションを手がけていきます。千葉県の団地やマンションにお住まいの方で、リフォームやリノベーションをお考えの方は一度、「ナガツユアートテック」までご連絡ください。
