中古物件の状態を知るための5つのポイントを詳しく解説

中古物件は、新築物件に比べて、お得に購入できるというメリットがあります。一方で、建物の状態がわかりづらいと感じる方も多くいるようです。中古物件を購入した際には、建物の状態をしっかりと把握しておくことが大切です。

今回の記事では、中古物件を購入後にチェックしておきたいポイントを解説します。居住用や投資用に中古物件を購入された方は、この記事を参考にしてください。

 

中古物件の状態を知るための5つのポイント

中古物件を購入したときに不安になるのは、安心して住めるのだろうか、建物に問題はないのか、という2点です。しかし建物の状態をチェックして、きちんとした対策を講じていれば、長く住み続けることができます。ここでは、中古物件の状態を知るための5つのポイントを紹介します。

壁は部屋の空間を構築する役割をもっており、壁のよし悪しで部屋の雰囲気は変わります。中古物件では、壁が古くなっていたり傷んでいたりする可能性があるので、チェックしておきましょう。

壁に穴が開いている場合は、壁の穴を補修したあとに壁紙を貼ることで、補修できます。また、壁の雰囲気を変えたい場合には、クロスや壁紙の貼り替えがオススメです。最近では、珪藻土やエコカラットなどの調質性に優れた壁素材に変更する方も増えています。リフォームやリノベーションをして、おしゃれで居心地のよい空間に変えましょう。

居住性を高めるために、部屋の間取りの変更を検討する方もいます。間取りを変更するには壁の撤去が必要ですが、5階建ての低層の団地では、コンクリートの壁で建物を支えているので撤去が難しいでしょう。ただし物件によっては抜ける壁もあるので、間取りの変更をお考えの場合は、リフォーム業者に相談するのがオススメです。

また、築年数の長い団地の場合、断熱材が入っていない場合があります。断熱材が入っていないと冬場の室温が大きく下がるので、快適性を重視するなら、断熱材は必要です。ただし断熱のリフォームをすると、部屋が狭くなるので、慎重に検討するとよいでしょう。

中古物件の中には、時間の経過によって床の汚れやキズが目立っている場合があります。汚れやキズが気になる場合は、リフォームやリノベーションがオススメです。

床に使われる材質として、フローリングやクッションフロア、カーペット、石材、タイルや畳などがあります。部屋の雰囲気に合わせて材質を選ぶのがよいでしょう。

床をリフォームすると、耐水性、耐久性、防音性を高められます。最近では、汚れやキズがつきにくい床材も販売されています。機能性をもった床材に変えることで、快適な状態を長く保てるでしょう。

団地で床材を交換する際には、天井の高さもチェックしましょう。団地の中には、床の間隔が小さく設計されていることがあるからです。無垢の床材を使用するときは床の位置を上げなければならず、天井が低く感じることもあるでしょう。天井が低いと部屋が狭く感じることもあるので、リフォームを計画する際には、前もってリフォーム業者に尋ねておきましょう。

浴室

中古物件を購入した後は、浴槽の汚れやキズをチェックしましょう。浴槽にヒビが入っているときは、リフォームやリノベーションの検討がオススメです。

主な浴室のリフォームとして、浴槽の交換、浴槽のコーティング、壁やタイルの貼り替えなどがあります。また、浴室内で水漏れが発生している場合には、配管工事も検討しましょう。一般的に、排水管の寿命は20年といわれています。築年数が20年を超える中古物件を購入した場合には、排水管のパーツの交換の検討をしましょう。

築年数の長い団地の場合、ユニットバスではなく、在来工法の浴槽を設置している可能性があります。壁の撤去や排水管の接続が難しいので、建物によっては、ユニットバスへの設置が難しい場合もあります。ユニットバスへの交換をお考えの場合は、前もってリフォーム業者に相談しましょう。

キッチン

中古物件の場合は、キッチンが狭い、シンクや作業台の位置が低い、換気扇がむき出しで設置している、配管が古いなどの問題があります。とくに、団地のキッチンについてはコンパクトに設計されており、調理の際にストレスが溜まることもあるでしょう。システムキッチンに変更する、収納スペースを増やすなどのリフォームの検討がオススメです。

築年数の長い団地の場合、浴室がバランス釜、キッチンに瞬間湯沸かし器を設置しているケースもあります。部屋の面積を確保したい方は、屋外への設置も検討しましょう。

リフォームやリノベーションを検討する際の注意点

リフォームやリノベーションをする際には、実績のある会社に依頼するのがオススメです。リフォームを相談する際には、過去にどのようなリフォームを行ったのかを尋ねましょう。

団地のリフォームは戸建てのリフォームとは異なり、さまざまな制約があります。団地のリフォームをする際には、団地のリフォームに関する知識や技術をもった会社に依頼しましょう。

まとめ

中古物件を購入した際には、壁、床、浴室、キッチンの状態をチェックしましょう。汚れやキズが目立つなら、早めに補修するのがオススメです。築年数の長い建物については、キッチンがコンパクトに設計されている、断熱材が入っていないことがあります。リフォーム業者に相談して、問題点をクリアしていきましょう。

「ナガツユアートテック」は、団地のリフォームやリノベーションを行っている会社です。団地のリフォームやリノベーションに関するスキルをもった職人をそろえています。フルリノベーションや利便性重視のリノベーションなど、お客様の希望にそったリノベーションも可能です。千葉エリアで団地のリフォームやリノベーションをお考えの方は、「ナガツユアートテック」にご相談ください。

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