団地をDIYでリノベーションするポイントと注意点とは?詳しく解説

団地にお住まいの方やこれから新居としての部屋探しをされている方にとって、リノベーションは築年数にとらわれずにおしゃれな住まいを楽しむための立派な手段です。DIYによって自ら手を動かして作り上げる楽しみもあるでしょう。そこで今回は、団地をDIYでリノベーションするポイントと注意点についてご紹介いたします。

1.団地のリノベーションをDIYでする方も多い

近年ではリノベーションの対象として団地を選択される方が多い傾向にあります。リノベーション自体はもちろん団地でなくてもできることですので、好きな物件で行なうことが可能です。しかし、以下のような理由によって、団地を選択される方が多いのです。

 

1-1. 物件のコストが抑えられる

団地は他の物件に比べると比較的コストが低い傾向にあります。その理由としては、築年数が経過していることが挙げられます。

多くの団地は高度成長期とよばれる1955~75年ごろに建築されました。築年数も40年以上経過しているものが多いことで、物件としての価値も下がり手に入れやすい価格帯になっています。抑えた費用をリノベーション費用にあてられる点も魅力です。

 

1-2. 間取りのスパンが広い

団地の間取りですが、基本的には縦横に広い田の字型であることが多くあります。仕切りがあるためあまり広さを感じないかもしれませんが、面積としては十分なスパンとなっています。

団地リノベーションをする際にはスケルトンという仕切りをすべて取り除く形にすることが多いので、十分な広さで好みの間取りを構築することが可能です。

 

1-3. 子育てに向いている環境

団地は広大な土地に複数棟が連なっているというのが基本です。団地のビルだけでなく、敷地内には十分すぎるほどの緑地や公園などがありますので、ファミリーの方が済むにはもってこいの環境となっています。

築年数が経過していたとしても、リノベーションすることで住居自体のクオリティを上げることが可能です。上記の魅力を考えると新築に匹敵すると言っても過言ではないでしょう。

 

2.DIYで団地リノベーションをするメリット

団地のリノベーションですが、DIYで行うという選択肢もあります。近年ではDIYを趣味とする方も増えており、リノベーションに関してもチャレンジしてみようと考える方も少なくありません。DIYで行う場合には以下のようなメリットがあります。

 

2-1. 最小限のコストで済む

第一に挙げられるのがコストを最小限で済ませることが可能という点です。業者に依頼するとなると、少なからず設計費や人件費などが費用には含まれることになるでしょう。当然それは必要な費用であることは確かですが、DIYではご自身で行なうためそれらの費用が不要となります。メインとなる部材費だけで済ませることも可能です。できる限りコストをかけたくないという方には向いています。

 

2-2. 工期に制限がない

リノベーションをする方は、少なからずインテリアなどに興味や関心がある方ではないでしょうか。ご自身のこだわりをリノベーション内容に反映させるためには、納得のできる素材などが見つかるまでそれなりに時間が必要になることも考えられます。業者への依頼となると工期を考慮しなければなりませんが、DIYであれば制限がありません。ただし、こだわりすぎるといつまで経っても完成しないので、目安となるスケジュールをたてることをおすすめします。

 

2-3. 経験になる

DIYでリノベーションをすることで、他では味わうことの出来ない経験を積むことが可能となります。建築関係のお仕事をされている方でなければ、内装などの作業を経験する機会はないでしょう。お仕事に関係なく、本格的な施工に関する経験は今後のDIYに対しても非常に意味のあることになります。

 

2-4. 愛着が湧きやすい

依頼して出来上がったものを受け入れるだけよりも、考え抜いて汗を流しながら実際に作業をしたほうが、愛着が湧くのは当然のことです。DIYは大変なことも多いものの、その分だけ完成後の家に対して愛着を強く感じるのではないでしょうか。

 

3.DIYで団地リノベーションをする際の注意点

DIYで団地のリノベーションを行う際には、以下の点に注意しましょう。

 

3-1. エレベーターの有無

団地はほとんどの場合エレベーターが設備として存在していません。階段のみとなりますので、部材の搬入や搬出などの際には労力と危険が増すことになります。下層階であればそこまでの負担にはならないかもしれませんが、5階などの上層階の部屋であれば、あらかじめ想定しておかなければDIYをする際の大きな負担になってしまいます。

 

3-2. 禁止事項の確認

団地は専用部分と共用部分があります。共用部分に関しては、リノベーションを行うことを禁止している団地がほとんどです。万が一共用部分にまでリノベーションを施してしまうとトラブルになってしまう恐れがありますので、事前に団地にどこまでリノベーション対象となるのかしっかりと確認をしておくといいでしょう。

 

4.団地リノベーションは業者に依頼するのが確実で安全!

DIYでコツコツとリノベーションを楽しむのもいいのですが、失敗した場合のリスクは非常に甚大です。また、配管なども関係しますので、一歩間違うと修繕コストなども膨れ上がってしまう恐れもあるのです。せっかくコストを抑えているにも関わらず、想定外に費用や問題を抱えてしまうことになるのは避けたいところでしょう。

確実な団地リノベーションを行なうのであれば、業者に依頼するのがいちばんです。施工内容に制約が生まれやすい傾向にある団地ですので、現地調査を踏まえて間違いのない提案と施工をしてくれるプロに依頼するというのが、最も安全な手段となります。

 

5.まとめ

DIYも楽しいものですが、その後住み続けることを考えるとプロにおまかせしたほうがクオリティに関しては間違いありません。「団地リノベ屋(ナガツユアートテック)」では団地のリノベーションやリフォームを専門で行っておりますので、どのような要望でもお気軽にご相談ください。丁寧で満足度の高いリノベーションをさせていただきます。

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