団地のリノベーションで襖や障子を張り替える方法!その他の確認事項も解説

団地のリノベーションで襖を替えたいけれど、不明点が多くて戸惑っているのではないでしょうか。労力がかかるものであるため、失敗したくない気持ちも分かります。この記事ではリノベーションの前に確認することや、襖(障子)を張り替える方法などを解説しました。張り替えのコツが分かるので、苦手意識がある人もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

団地リノベーションを実施する際に確認すること

団地のリノベーションを実施するときに確認したいポイントを解説します。

リノベーションとリフォームの違いとは

「リノベーション」と「リフォーム」の違いをご存知ですか。リノベーションは住まいの性能や価値を高めるために、既存の建物に大規模な工事を実施することを指します。それに対して、古くなった建物を新築の状態によみがえらせることがリフォームです。また、両者は工事の規模や住まいの性能などが違います。

そもそも団地はリノベーションができるのか

リノベーションにおける団地の許容範囲が全て同じというわけではないので、管理規約を確認することが前提となります。基本的に団地には原状回復義務がありますが、時代の流れによって免除している団地も増えました。原状回復義務とは、賃貸マンションやアパートを出るときに、部屋の設備を借りた時の状態に戻して返す義務です。

 

団地のリノベーションで襖(障子)を張り替えるには

現在では全体的なリノベーションを許可している団地もあり、時代の移り変わりを感じます。ここでは、障子を張り替える手順を解説しましょう。

障子を張り替える手順

障子の張り替えでは、以下の道具が必要になります。しかし、金ヘラなどがない家庭もあるでしょう。障子を張り替える前日までに持ち物をチェックして、ホームセンターなどでまとめて購入するのがおすすめです。

【障子の張り替えに必要な道具】

  • 刷毛2本(糊用と水用)
  • 金ヘラ(残った糊を取るもの)
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 雑巾
  • 定規(障子紙を切るときにあると便利)

手順は以下をご確認ください。

【障子の張り替え方法】

  1. 障子を洗う
  2. 障子を乾燥させる
  3. 障子紙を貼る
  4. 障子紙を裁断する
  5. 障子を乾燥させる

「洗う」とは、水で濡らした後に糊を溶かしてから、古い障子紙をはがす手順を指します。残った水分は、固く絞った雑巾を使って拭き取ってください。これは最初の手順でありながら、手間と時間がかかる手順です。この時点では、障子は濡れたままなので、丁寧に乾燥させましょう。障子紙が綺麗に貼れない原因のひとつに、きちんと乾燥させていない事例があります。

障子紙を貼って裁断を終えたら、貼るときに使用した糊が乾くまでふたたび乾燥させてください。そのため障子紙の張り替え手順では、障子を乾燥させる手順がふたつあります。

障子紙を綺麗に貼るコツ

障子紙がたるまず張った状態を維持するのは、経験がない人には困難な作業です。障子紙は以下の手順で貼りましょう。

【障子紙を貼るコツ】

  • テープで止めた箇所から、障子紙を丁寧に転がす
  • 糊がついた箇所を手で押さえながら、シワにならないように軽く貼る
  • 真ん中から広げるように障子紙を押さえて、綺麗に貼る

最初はきちんと貼らず、軽く障子紙を貼るのがポイントです。

 

団地で襖や障子のリノベーションをする際に失敗を防ぐには

リノベーションにおける失敗は意外に多くあります。あらかじめ失敗事例を確認すれば、対策になるでしょう。

リノベーションにおけるプランの失敗

リノベーションの打ち合わせをしていると、自分が思っている以上に話が盛り上がるケースがあります。「あれもこれも実現したい」と思う人もいるでしょう。ところが全て実現しようとすると途方もない金額になるので、いずれかを諦める選択も重要です。

話が盛り上がったときに冷静になれるように、あらかじめリノベーションの目的を決めておきます。目的をひとつに絞れない場合でも優先順位をつければ、リノベーションで実現したい事柄が見えてきます。

リノベーションの費用に関する失敗

リノベーションのようにある程度まとまった金額が必要な例では、費用に関する失敗が非常に多くあります。たとえば、以下の事例です。

【リノベーションの費用に関する失敗】

  • 予算を決めていたのに大幅にオーバーした
  • 予算を重視したら希望を叶えられなかった

決めていた予算を大幅にオーバーする事例があれば、予算を重視しすぎて希望がかなえられなかった事例もあります。これでは念願のリノベーションなのに、「思っていたものと違った」と感じてしまうかもしれません。予算を決めるときには、「どの程度の金額で何が実現できるのか」まで調べておくといいでしょう。また資金計画で客観的に考えるには、以下の資産を確認して、住まいに使える費用を計算します。

【確認しておくと良い資産】

  • 現在使える自分の資産
  • 将来的に使える自分の資産
  • 人生を豊かに生きるための資産

住まいのリノベーションにこだわりすぎて、今後生活が苦しくなってしまっては元も子もありません。反対に、今後の生活を心配しすぎてリノベーションにほとんど費用をかけられない人もいるでしょう。上記の資産をチェックして、リノベーションにかけられる金額を算出しておくと安心ではないでしょうか。

 

まとめ

団地で、襖のリノベーションを実施するさいの基礎知識や方法を解説しました。お伝えした通り、団地のリノベーションはお住まいの管理規約に従うことが前提となります。

「団地リノベ屋(ナガツユアートテック)」は、団地におけるリノベーションやリフォームの専門店です。要望に合わせて「必要な部分だけ」「お部屋まるごと」などが選択できますし、それぞれの施行事例もあります。襖や障子をリノベーションしたいと考えている方は、お気軽にご相談ください。

無料相談・お問い合わせ

使いづらさや問題点、こんなイメージにしたい、など、お気軽にご相談ください。
団地のリノベーションを専門とする職人がわかりやすく答えいたします!

弊社のスタッフは全員が現場の現役の職人。経理の人も専属の営業マンもいません。
もちろん、お問い合わせをいただいたお客様に対し、強引な訪問営業や営業電話は一切いたしません。
どんなささいなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。