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八千代市村上団地でシステムキッチンの工事をさせていただきました。
もともとはブロックキッチン+簡易湯沸かし器の仕様のキッチンをシステムキッチンにします
もともと設置されている簡易湯沸かし器だとビルトインコンロからの距離が近すぎて設置安全上困難です。(要は火元からガスホースなどが近すぎるし、仮にコンロから遠くに設置すると排気するレンジフードから遠くなるので)
一応、どうしてもしょうがない時のために簡易湯沸かし器用のガードが各メーカーさんから出ているので、それをつければ設置は可能です。
ただせっかくきれいなキッチンが入るのに簡易湯沸かし器ですと使いずらいし、残念な感じです。
団地での設置場合、お風呂の給湯器からお湯管を引いてくるか、新しく小型の湯沸かし器をベランダに設置するかのどちらかになります。
ベランダに設置するメリットとしては、お風呂でお湯を使っているとき台所でお湯を同時に使っても湯量が減らないことです。
特にお風呂の給湯器(ホールインワン給湯器)から台所へお湯を引いている場合、お風呂で湯はりや追い炊きをかけているとき、台所でお湯を使って洗い物をしようとするとお湯があんまり出ません。ホールインワン型給湯器は16号なのでそこまで給湯能力がないからです。
今回はベランダに設置することになりました。
特に村上団地はもともとの換気扇の開口が大きいのでそこから各配管、配線(お水、お湯、ガス、電源、リモコン)が通せるのでわざわざ新規にコンクリートの壁にコアをあける必要がありません
ということでまずは撤去解体から
今回配管とダクトのスペースで左側に260㎜程の幅で壁を造作しました。
途中を撮影し忘れたので仕上がった写真です
ベランダに給湯器を設置するとこんな感じです
給湯器はコンパクトでスリムなタイプですが、給湯専用機で16号なので湯量は十分です。
ベランダに給湯器を置こうかどうしようか迷ってられる方のためにもうちょっとわかりやすく写真に説明を書いてみました。
キッチンの正面の壁裏と、左に260㎜程度で造作したスペースの中で上に書いたような配管関係が配管されています。
在宅のお客様でしたが、工期4~5日一応みてもらっていました。
実際リフォームの現場はこれだけ数をやっていてもやり始めて、不測の事態に遭遇することもかなりあるので予備日を含め予定していただいています。
今回は大滝ガスさんとの工事の調整もうまくいったので、初日に養生、解体、搬出、下地造作(木工事)、配管切り回し(給水、お湯、排水)、ガス工事、電気工事、キッチンパネル施工までやっても3時半ぐらいに終わりました。
翌日は中途半端に職人がお伺いしないようにし工事を全休としてだれも職人が来ないようにしました。
その次の日に、キッチンをメーカーさん直送で手配していたので、システムキッチンの施工、電気関係つなぎ、設備関係つなぎ、ガス接続と気密試験、養生撤収と現場の清掃をして4時くらいには終わりました。
お客様も加工するスペースをあけてくださっていたのでスムーズに工事を進められました。
実働2日で終わりましたが、工事の際には予備日を含め4日から5日でお検討ください。工事が円滑に進められればなるべく不要にお伺いしないように調整します。
団地でシステムキッチンをお考えでしたらお気軽にお声がけください。