中古物件で購入した団地の居住性を高める方法、4つのポイントを解説

団地の中古物件を購入したものの、不便に感じるという方がいます。快適な暮らしを手に入れるためには、リノベーションやリフォームなどの対策が必要です。

今回の記事では、中古物件で購入した団地の居住性を高める方法について紹介します。団地の中古物件を購入した方は、この記事を参考にしてください。

 

団地の中古物件の購入後の悩み

団地を購入後の悩みとして多いのは、近隣住民とのトラブルや建物に関するトラブルです。トラブルは放っておくと大きな問題に発展する可能性もあるので、早めに対策を講じましょう、ここでは、団地の中古物件の購入後に抱える悩みについて紹介します。

近隣住民との騒音問題

団地では高齢者の夫婦、子どものいる家族、ひとり暮らしの方などさまざまな人が住んでおり、生活スタイルも異なります。子どもの足音が下階に響いたり、深夜の音響が上階の住民に聴こえたりするケースもあるでしょう。戸建てとは異なり、団地は生活音が伝わりやすいので、共同生活を意識した生活をしなければなりません。

騒音は意図せずに加害者になるだけではなく、被害を受けることもあるでしょう。騒音は難聴などの聴力障害や、頭痛やめまいなどの不調につながる可能性もあるので、早めの対策が重要です。

和室が不便

多くの団地は昭和時代に建設されており、リビングや寝室の他に和室が付いています。以前は和室でくつろぐ方も多くいましたが、ライフスタイルの変化に伴って、和室を利用する方が減っています。

和室が不便と感じる理由として、畳のお手入れが面倒なことや定期的に障子の貼り替えをしなければならないこと、家具が置けないので居間としての利用が難しいこと、引き違いの扉のためにプライバシーが保てないことなどがあるでしょう。

キッチンが古い

団地のキッチンの多くは壁付け独立しており、2~3畳の広さで設計されています。一般的なキッチンに比べるとコンパクトに作られており、調理が不便と感じる方もいるでしょう。

収納スペースも少ないので、お客様用の食器や家電の置き場に苦労することがあります。見えない部分についても、配管の老朽化が進んでおり、水漏れが発生しているケースもあるでしょう。

部屋が寒い

一般的に団地の壁には、コンクリートが使われています。コンクリートと木造を比較した場合、コンクリートは熱伝導が高めに設計されています。冬の時期になると、外から入る冷気を室内に伝えてしまうので、部屋が寒く感じるでしょう。夏場についても、外の熱気を中に室内に伝えるので、暑く感じることがあります。

最近の住宅では断熱材が使われていますが、古い団地には断熱材が使われていないケースもあるでしょう。外の冷気をシャットアウトできないので、部屋が寒く感じてしまうのです。

団地の中古物件の悩みの解決法

団地の悩みを解消する方法としてオススメなのが、リフォームとリノベーションです。ここでは、それぞれの家並みの解決方法をわかりやすく紹介します。

騒音問題を解決する

団地の騒音は、防音リフォームがオススメです。防音リフォームを施すことで、足音や話し声などの生活音をシャットアウトできるでしょう。

音には壁を伝って響く音と、床や天井を伝って響く音があります。壁は、吸音材や遮音シートを壁に挟み込むことで、音漏れを防げます。床は、遮音機能の付いたカーペットやコルクなどを使用すれば、足音の反響を防げるでしょう。

和室をリノベーションする

和室を上手に使いこなせない場合、洋室へのリノベーションがオススメです。畳をフローリングに貼り替えたり、障子を洋風のドアや引き戸に交換したりすれば、使い勝手がよくなるでしょう。

和室の雰囲気を残したい場合には、和モダンな部屋へのリノベーションがオススメです。縁無しの畳を設置したり、無垢材を使用した格子を取り入れたりすれば、おしゃれで快適な和モダンの部屋に変わるでしょう。

キッチンをリノベーションする

機能性の高いキッチンにするには、リノベーションがオススメです。具体的には、通常のキッチンからシステムキッチンに変える、パステルカラーの色を用いてキッチンを広く見せる、収納スペースを設けることや換気扇をレンジフードに変えるなどの方法があります。

ただし団地によっては、キッチンや浴室などの水回りのフォームに関する細かい規約を設けている場合があります。リフォームやリノベーションを検討する際には、管理組合に確認するとよいでしょう。

断熱材を用いる

部屋が寒い場合には、壁に断熱材を入れるのがよいでしょう。多くの団地は柱や梁を用いない壁式構造で建設されており、断熱をしやすいというメリットがあります。

断熱材によって部屋は狭くなりますが、外からの冷気をシャットアウトできるので、冬場でもゆったりと過ごせるでしょう。また、エアコンやファンヒーターなどの使用量が減るので、電気代の節約にもなるでしょう。

まとめ

団地の中古物件を購入したものの、不便に感じることがあるでしょう。リフォームやリノベーションをすれば、騒音問題や室温の問題を解消できるでしょう。和室を洋室に変えたり、キッチンを最新式のタイプに変えたりすれば、居住性が高まります。リフォーム業者に相談しながら、部屋の悩みを解消させましょう。

「ナガツユアートテック」では、団地やマンションを専門としたリフォームやリノベーションを提供しています。きれいにするのはもちろんのこと、快適な暮らしを手に入れるための提案をしています。リフォームやリノベーションに詳しいスタッフをそろえており、お客様の悩みを解消させていくのが当社の強みです。千葉エリアでリフォームやリノベーションを検討している方は「ナガツユアートテック」にお問い合わせください。

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