中古物件のリノベーションでの収納例|玄関・リビング・キッチンなど解説

中古物件のリノベーションをする際、どういう収納を作ろうか悩んでいる方は、多いのではないでしょうか。今回は、中古物件をリノベーションする際の、オススメの収納例を部屋の場所別に紹介します。玄関・リビング・キッチンでの収納例を説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

リノベーションとは

「リノベーション」は「リフォーム」とどう異なるか、話題となることがあります。大まかにですが、「リフォーム」は、壊れた箇所や古くなった箇所の修繕工事を指し、「リノベーション」は、大規模な工事により、建物に新たな機能や付加価値を創造する改装工事を意味することが多いようです。

リノベーションでは、中古マンションなどで骨組みだけを残して壁などを取り払い、間仕切り壁の位置を変更することで、既存とは間取りを大きく変えることが多くあります。

配管の移動や内装のイメージチェンジもでき、個人個人の好みに合わせた家づくりが可能です。また、部分的な修繕を行うリフォームに比べて、リノベーションでは大きな範囲を改修するため、部屋の雰囲気を一気に変えることができ、築年数の経っている建物などでも人気が高くなっています。

それでは、中古物件のリノベーションでの収納例を、建物の場所別にみていきましょう。

玄関

大型壁面収納

玄関収納として、玄関スペースの壁全面を使用するような大型の玄関収納棚にすると、好みに合わせてカスタマイズが楽しめます。鏡をつけたり、お持ちの靴に合わせて棚の高さをカスタマイズできたりします。スライドコートハンガーを内部に設置して、家に帰ったらすぐにコートを脱いで掛けられるようにするのもよいでしょう。

収納の扉を、開き扉とするか引き戸とするかによっても使用感が変わってきます。引き戸の場合は空間をコンパクトに使え、開き戸は一度に中を確認しやすく、出し入れも容易です。また「見せる収納」としてあえて扉をつけない部分を作ることもできます。玄関の広さや好みの使い勝手に合わせて、工夫してみてください。

シューズインクローゼット

ゴルフバッグなどのスポーツ用品や釣り道具、キャンプ用品、ベビーカーなど外で使う道具も収納したい方には、シューズインクローゼットもオススメです。シューズインクローゼットは、玄関から靴のまま入れるクローゼットで、大きな収納力が魅力的です。外出時に使う道具を出し入れするのが容易になり、外で付いた汚れを室内に持ち込まなくて済みます。また、扉を付けて中を隠すと、玄関がスッキリとした印象になるでしょう。

ウォークインクローゼットのデメリットとしては、広い空間を必要とするため、他のスペースが狭くなることが挙げられます。また、換気をよくし湿気対策をとっていないと、梅雨の時期はとくにカビ臭くなってしまうので、注意が必要です。

リビング

壁面テレビ収納

テレビ周りは、DVDなどのAV機器やスピーカーなどの音響機器のほか、テレビゲーム機も設置していると、配線がごちゃごちゃして雑然とした印象になりがちです。テレビ台を壁面収納にすることで、配線もスッキリとさせられます。

また、テレビ台や収納棚など、複数の家財が並ぶと、雑然とした印象になってしまいますが、壁面全体を統一感のある収納にすることで、見た目の印象も整えられます。薄型テレビの場合は、壁掛けで設置すると、より洗練された雰囲気になるでしょう。

壁面本棚収納

本をたくさんお持ちの方は、リビングの壁面に本棚収納を作り、見せる収納にしてみるのもオススメです。本以外にも、CDや趣味のコレクション品も飾ることで、リビングをカフェのような空間に変えられます。本棚と見た目を合わせたデスクを傍に設置することで、在宅ワークや勉強もできる空間になります。棚の中を来客に見えないようにしたい人は、引き戸をつけて隠せるようにしてもいいでしょう。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、人がクローゼットの中に入って歩けるサイズの、広い収納空間です。ハンガーに衣類を掛けるだけでなく、カバンや帽子、アクセサリーなどの小物類なども、まとめて収納できるでしょう。キャリーケースなどの大きな物を置いておくのにも向いています。

ウォークインクローゼットに衣類を格納することで、寝室にはタンスなどの衣装棚は不要になります。衣替えでの衣類の出し入れからも解放されるでしょう。また、家族の人数にもよりますが、家族の衣類をまとめて収納できる場合、洗濯の後の洋服の収納はウォークインクローゼットで完結できるため、家事がラクになります。

キッチン

キッチンのリノベーションで、壁付きタイプのキッチンから、カウンターキッチンやアイランドキッチンへ変更した場合、キッチンの裏側の背面収納をどうするかも重要になってきます。キッチンからリビング側が見えるようになる反面、リビング側からもキッチンを見ると、背面収納がまず目に入ります。

そのため、扉を多くして中身を隠してスッキリとさせるか、扉のない棚や壁にキッチン用品を掛けるようにして、あえて見せる収納とするか、好みによって対応がわかれてくるでしょう。

背面収納は、形状では、物を置けるカウンターが中央部にあるタイプと、カウンターがなく、上から下まで収納スペースになっているタイプに大きくわけられます。カウンタータイプの場合は、上部に棚を付けるかどうかで、収納量も印象も大きく変わってきます。

まとめ

今回は、中古物件をリノベーションする際の、場所ごとの収納例を、玄関・リビング・キッチンにわけて紹介しました。あなたのお好みの収納を考える手助けになれていれば幸いです。

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