団地における間仕切りのリノベーションを徹底解説!間仕切りの効果的な活用法とは

築年数が古い団地の間取りは、現代では住みにくく使いにくいと感じることが多いかもしれません。そのひとつの理由は、「間仕切り」と呼ばれる細かく区切られた壁やふすまにあります。「間仕切りをどうにかしたい!」「窮屈に感じる間取りをなんとかしたい!」と考えている人は必見です。

今回は、団地における間仕切りのリノベーションについて詳しく解説していきます。間仕切りのリノベーションについて知ることで、快適な空間づくりのサポートに役立つでしょう。

団地のリノベーションにおける間仕切りとは

まず間仕切りというものが一体どのようなものなのか、詳しく解説していきます。

間仕切りについて

間仕切りとは、建物の内部(部屋)の空間を区切るもののことを指します。たとえば台所と居間、寝室とリビングなど用途によって使う空間が分けられてくるでしょう。それを使いやすく区切る内壁を間仕切りと呼びます。

壁の種類の中でも、間仕切りは空間を区切るという役割をもつので、素材はベニヤや石膏ボードのような薄めのものが使われることが多いでしょう。さらに固定させない移動式の間仕切りもあります。たとえば障子や可動式開閉ドアなどが挙げられます。

団地の間仕切りの種類

さまざまな建物がある中で、団地の間仕切りというと、障子やふすま、引き戸がよく使われているでしょう。部屋の間取りにもよりますが、4〜6畳ずつ間仕切りで分けられます。団地の築年数が古くなると襖や引き戸なども年季の入った古いものであることが多いでしょう。

団地に間仕切りは必要?

本来の日本家屋の構造では、一つひとつ小さな部屋でも間仕切りがあるのがあたりまえでした。間仕切りは生活空間の中で大切な役割をするものです。しかし団地によっては構造上、狭く感じたり、風通しが悪く湿気がこもってしまったりというデメリットもあるのが事実です。

最近では、リノベーションによりいらないものはなくしていく、という考え方が多くなっています。従来の古い団地の場合には、間仕切りのせいで窮屈に見えたり、野暮ったく見えたりする場合が多かったでしょう。そこで間仕切りの使い方ひとつで、築年数が古い団地の部屋も、おしゃれで快適な空間へと作り替えることができるのです。

 

団地の間仕切りをリノベーションする例

それでは次に、団地の間仕切りをどのようにリノベーションしていくのか、主な例を挙げていきましょう。

間仕切りをはずし広々としたLDK

引き戸や仕切りの襖などを大々的に外してしまうことで、広々とした大空間に変えることが可能です。たとえばキッチンとダイニング、リビングが引き戸や襖などで間仕切りされている場所をリノベーションするなどが挙げられるでしょう。間仕切りで仕切られていた部分が広がるので、ソファを置いたり大きめのカーペットを置いたりと開放的な間取りに生まれ変わります。

間仕切りを新たな場所に作り替える

しかし間仕切りを全て取ってしまえばいいのかというと、そうとも限らないでしょう。なぜなら間仕切りは、生活の中で空間を作る重要な役割をもつからです。ただ古い団地の場合、間仕切りの場所が数十年前のものであるため、現在では使いにくいと違和感をもつことが多いようです。リノベーションで間仕切りを新しく作り直すのも良い方法です。

プチリノベーションとしてカーテンレールをつけてレースやアコーディオンカーテンで間仕切りを取り入れるのも良いアイディアといえるでしょう。間仕切りの圧迫感が気になる人は、パネルドアなども空間を壊さずに使えます。また廊下などにドアを新たにつけたり、洗面台スペースを区切ったり、生活様式と雰囲気に合った間仕切りを設置していくのがおすすめです。

 

団地の間仕切りのリノベーションでの注意点

最後に団地リノベーションをするにあたって、間仕切りの場合はどのような注意点があるのかを見ていきましょう。

壁式構造の場合

築年数の古い団地の多くが壁式構造として建てられていることが多いという事実があります。壁式構造とは、柱や梁で支えているのではなく鉄筋コンクリートの壁で荷重を支えている構造をいいます。そのため、そういった構造の団地では間取りがあらかじめ作られており、自由に設定できません。

そのため、間仕切りが壁で区切られている場合は、リノベーションでは動かせないというデメリットがあります。間仕切り壁が取り外しできない場合は、他の間仕切りなどのリノベーションを工夫してみるのが良いでしょう。

共用部分のリノベーション

団地によって、共用部分にはリノベーションができない場所があるので注意しましょう。間仕切りを全て取って、新しくリノベーションする場合には、あらかじめ団地の規約を読んで確認しておくのが非常に重要です。ドア付近やベランダ付近、洗面所など団地によってリノベーションできない共有部分は変わってきます。

またプチリノベーションや部分リフォームならOKというところもあるので、間仕切りのリノベーションを考えたときには、細かく規約と管理会社への確認をしましょう。

 

まとめ

今回は団地における間仕切りのリノベーションについて詳しく解説していきました。間仕切りは、工夫次第で毎日の生活が快適になるものです。使わない間仕切りをリノベーションすることや、新たに間仕切りを好きなところに作るのも良いでしょう。

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