天井は、部屋の印象を決める基盤ともいえるものです。団地の天井は、築年数によっても高さや素材なども違っています。「汚れや色変わりが目立ってきた」、「雰囲気をおしゃれにしたい」という考えから天井のリノベーションを検討されている人はぜひこちらの記事をご覧ください。今回は団地の天井をリノベーションする際のポイントや注意点などについて、詳しく解説していきます。
団地の天井のリノベーションについて
団地における天井のリノベーションについて疑問に思うことなどを解説していきましょう。
天井の役割とは?
天井は部屋の印象を決める大きな役割を持っています。部屋に入ったときに、目に入る大きな部分は天井です。天井にシミや汚れがあると、部屋そのものが野暮ったくなってしまうでしょう。
また他にも天井は、明るさや温度・室温の調整などさまざまな役割を持ちます。そういったことも考慮すると、天井のリノベーションはイメージを変えたい時や部屋をすっきりとさせたい時などあらゆるシーンで重要な鍵となるでしょう。
団地の天井の素材や種類によってリノベーション方法も違う
団地の天井は、築年数や建て方・構造などさまざまな理由からリノベーション方法も変わってきます。クロスで仕上げる方法や張り替えるだけではなく、上から塗装する方法などもあります。
なかでも一風変わっているものだとスケルトン天井といって、塗装やクロスを剥がした元々の構造そのものを見せてしまう方法もあります。工事する際には、自分の好みの部屋に近づけるためイメージを持っておいて、具体的な工法については業者に相談するのがよいでしょう。
団地の天井をリノベーションするメリット
それではさらに団地の天井をリノベーションするメリットを3つ挙げ、詳しくみていきましょう。
部屋全体の印象が変わる
先述したように、天井をリノベーションすると部屋全体の印象が変わります。デザインや色味を少し変えるだけでもまったく違う部屋に見えることもあるのです。たとえば膨張色といわれる白や淡い色は、照明器具の光をよく反射するので、部屋の奥行きを広く見せる効果もあります。また重厚感を見せたい場合はグレー系がよいでしょう。
高さを変えると空間が広く感じる
天井の高さを変えるリノベーションは、部屋の大きなイメージチェンジにつながります。天井が高いと、狭い部屋でも広い空間に感じられる効果があるでしょう。ただし団地の構造によっては施工できないこともあります。天井を高くして開放的な空間を作りたいと思っている場合は1度業者に相談してみるのがよいでしょう。
素材を変えられる
天井の素材にはさまざまなものがありますが、目的に応じた素材を業者と相談していくのがベストです。紙・織物・ビニールなどのクロス張りや、ペンキ・漆喰・珪藻土などの塗装タイプなどがありますが、それぞれの良さや風合いも異なります。他にも木の風合いを楽しめる板張りの無垢材や化粧板など、スタイリッシュで温かみのある素材もあります。ライフスタイルや自分の好みに合わせて選べるのも嬉しいところです。
団地の天井をリノベーションする際の注意点
次に団地での天井リノベーションの注意点について3つ挙げていきましょう。天井をリノベーションしたいと考えている人は、こちらに挙げる注意点についても参考にしてみてください。
天井の状態によってリノベーション方法が違ってくる
築年数が古い団地の場合、天井の下地部分が傷んでいる場合があります。天井の塗装やクロスを外したときに、下地や枠組みなどの傷みや腐食が見つかると、補修工事から進めなければなりません。費用や時間も大幅に変わるので、あらかじめ業者に調査を依頼しておくのもよいでしょう。
構造によっては高くするなど、動かせない場合も
団地によっては、既存の天井の状態から高く上げることができない場合もあり、注意が必要です。また照明器具の位置を動かしたいときも、直天井の場合は配線が天井に埋め込まれるので動かすことができないので事前に確認しておきましょう。
団地の管理規約を確認する
上記のような場合も含め、団地の管理規約を確認することは非常に大切です。共用部分や構造部分は、手をつけられない場合が多いので、それらを踏まえてどの部分をリノベーションできるのか考えていくとよいでしょう。
まとめ
今回は団地における天井のリノベーションについて深く掘り下げていきました。またメリットや注意点など、天井リノベーションの際に必要な情報をくわしく解説していきました。天井をリノベーションすることで部屋のイメージも変わり快適な毎日へとつながるでしょう。
「団地リノベ屋(ナガツユアートテック)」では団地のあらゆるリノベーションについて、専門のスタッフが幅広く対応しております。ライフスタイルや好みに合わせて、よりよい部屋づくりを提案・提供いたします。天井のリノベーションをお考えの方は、ぜひ弊社にご相談・お問合せください。