先回に引き続き千葉市美浜区の高洲団地のリノベーションです。
もともと、マンション用の防音フロアが貼ってあったのですが、今回無垢床の仕様なのと、若干床なりが気になったので床はすべて撤去となりました。
団地の場合最初に造った時の根太などが釘で打ってあったり、大引きにあたるところがスラブ(コンクリートの床)とボルトナットでしめてあるのですが、そういう箇所が緩んだり、やせたりして床なりするケースが団地に関しては一定数あります。
壊してやり直す以外、完全に治す方法はないと思います。(程度もまちまちですけど)
今回壁など間仕切りもなくなったり、配管も入れ替えたりするので、スケルトンの解体になりました(簡単に言うと最初に何も残さずすべて撤去するということ)
床です
下から行きますと、スラブ(コンクリートの床)→大引き、根太の上に畳だったときの荒床(手前の方)→その上に垂木+12㎜の合板(写真の奥の方)→12㎜のマンション用防音フロア(すでに撤去してあるので写真には写っていません)
ということで、団地の床って思った以上に、積層状態です。
ちなみに一発で下まで解体することはできないので、一層ずつ解体していきます。
同じ床を何回も何回も解体するのでめちゃくちゃ疲れます
プラス同じことをずっとやっていると飽きてくるので、時々違うところを壊しながら進めます
山のように産業廃棄物が積まれていくのですが、それをすべて階段で下まで手おろしするのがさらにつらい!
一回の解体で6畳の部屋におさまらないくらいです(山づみでも)
搬出したら現場の掃除です
きれいに掃き掃除します
団地のリノベーションて解体とゴミ出しが一番体力がいるかもしれません
団地のリノベーションでスケルトンでの工事をするというとだいたい近い感じになるのかなと思います。
引き続き団地のリンベーションの様子をご紹介します