千葉市美浜区の高洲団地で団地のリノベーション工事をしております
床です
団地の場合、管理規約で下の家がうるさくないように一定の遮音性能を持った床材、もしくは同じ性能を期待できる下地工事が求められます。特に話し声のような比較的高音の音ではなく、足音など、ドンドンというような重低音に効果のある性能が求められます。
今回は無垢のパインの床を使うので、フローリングそのものには遮音の性能はありません。
よって下地の方で遮音の性能のあるものを使用し工事します
写真を撮り忘れましたが、ゴムが付いた足の上に20㎜のバーチクルボードを並べてゆきます。(このゴム足で遮音)
バーチクルボードは間隔をあけて施工してゆくのでそれぞれのバーチクルボードを連結する意味もあってその上に合板をまたいで貼っていきます。今回は針葉樹の12㎜を貼りました。その上にフローリングをはっていきます。
そんなに何層にもしなくてもいいんじゃないかと、一般の方は思われるかもしれませんが、必要です。
解体したのはいいのですが、こういう壁のおさまりもどうするか悩みます。
白いところはクロスの裏紙ですが、またクロスをはるのであればこのままで大丈夫なことも多いです。ただ今回は、塗装で考えていたのでこの白いのも全部はがしていきます。これがまたなかなか厄介で、たぶん新しくクロスをはるのと同じくらい労力がかかります。
現場が暗いので仮設で照明をつけていきます
こんな感じで悩みながらも団地のリノベーションは続きます