村上団地1街区でリフォーム工事をさせていただきました。
新しく生活を始めるにあたって、自分にとって気持ちの良い、心地よく感じることのできる環境は大切だと思います。
まだまだコロナも流行っていますので、自宅で過ごす時間は以前より多いと思います。
今回は、脱衣所の改装、北側の居室の改装、収納部分、キッチン収納の一部を改装、玄関の一部の改装といった内容でした。
お客様の好みもあって、今回は家の外装に使う厚めのタイルを一面に貼ってみました。
やっぱり本物のタイルはいいです!キッチンパネルや、エコカラットをアクセントやデザインで使うときも結構あるのですが、やっぱりタイルはタイルでいいです!うちの職人さんたちもタイルはるんだなどと最初は怪訝そうに申しておりましたが、仕上がった現場を見ると、やっぱりタイルはいいなあ口をそろえてと言っておりました。なかなか圧巻です。ちょっとノスタルジックな雰囲気が団地にもよく合いますし、これだけで高級感が5割くらい増している気が個人的にしており気に入っています。
外装も使えるにタイルは厚みが、室内で使うタイル(お風呂の壁に貼っているようなタイル)よりも重みがあるので壁の下地も合板に張り替えておく必要があります。また、細い目地だと格好が悪いし、うまく仕上がらないので、ある程度太メジで仕上げます。今回はだいたい8㎜くらいの目地で仕上げました。薄い室内用のタイルは紙で連結されていて30cmのシートになっていますが、今回使用したようなタイルは一枚ずつはっていくタイプです。職人さんにバランスを見ながらはってもらいました。
床はクッションフロアーですが、壁紙の白、タイルの青とリンクして個性的な柄をチョイスしました。こういう柄はカットサンプルに小さな切れ端では仕上がりのイメージが付きにくいので心配でしたが、仕上がってみると結構よかったのではないかと思います。
天井と壁のふちにケーサーと呼ばれるものが廻り縁の代わりについています。村上団地の場合このケーサーの中に電線が配線されています。今回はデザイン的に微妙だったので脱衣所のケーサーをすべて撤去し天井裏で配線しなおしました。村上団地やほかのケーサーを使って配線している団地での状況によっては撤去できます。
ちなみに改装前はこんな感じでした。村上団地でよくある感じの脱衣所です。
ダウンライトやコンセントを新設して、奥の物入の中も可動棚を設置しました。わかりずらいですが、収納の内部と天井はライトグレーのクロスでちょっと落ち着いた感じになっています。
鏡は中に収納できるタイプのものを設置しました。3面鏡でホテルみたいでかっこいいですね。小柄なお客様でしたのでだいたいお客様の目線合うような高さで設置しました。せっかくのタイルが隠れすぎるのが嫌なので、鏡の上にもちゃんとタイルが見えてくるものにしてみました。鏡の側面(タイルの横の面)だけは水がかかるのでキッチンパネルが張ってあります。村上団地とは思えないゴージャス感!
この後鏡の下にアイカのポストフォームカウンターが付きます。
カウンターが付いたらまたアップさせていただきます。
村上団地の洗面所でした。
タイル:TOOLBOX
鏡:サンワカンパニー