八千代市にある八千代台西オーガスタで団地のリノベーション工事をさせていただきました。
駅からも徒歩圏内で、近くにも大型のドラッグストアーや飲食店などもあり、静かで住みやすい環境の物件です。
住宅公団や公社の物件に共通している点ですが、敷地全体の芝生や植樹の面積が広くなんかゆったりした空間になっています。
どうしても最近のマンションではもったいないので敷地いっぱいに建物が立ち、余ったところめいいっぱいに駐車場になり、駅ちかの物件ですと駐車場も立体だったり、窓から見える外の風景がどうしてもそんな感じになりがちですが、目に入るものが緑でひろびろしているのもこういう物件の魅力のような感じがします。
ただ、どうしても物件自身が古いので住みつづけるのに手を入れる必要のある個所もそれなりに出てきます。
お問い合わせいただきましてから、現調と打ち合わせを重ね、お客様の譲れない点やこだわり、逆に削っていただいたり自分でなさったりされる点を調整しながら、現地でいろいろシュミレーションしながらリノベーションのご提案をさせていただきました。
今回は最初 団地リノベーションをする前どんな感じだったのかご紹介させていただきます。
玄関です。電気が来てなかったのもありますがどうしても暗い感じが・・・
トイレです。時代的に和式だったんですね。隅つけのタンクが懐かしい!
キッチンです。出来たときは最先端で理想的なお部屋だったんでしょうね。昔は前の芝生でもたくさん子供が走り回ってたんでしょうね。このノスタルジックな感じも個人的には好きです。
お風呂です。廊下から結構下がった位置に浴室の床があります。そういえば田舎のふろはこんな感じだったなと思いだしました。当時の一般的な木造の住まいをそのまま共同住宅に落とし込んだデザインなんですね。すでに撤去されていましたが、この中にバランス釜(BF)が設置される仕様でした。浴室内に鏡と洗面ボールも設置してありました。
北側の居室です。どの部屋も基本的に建設された当時のままの仕様だったと思います。壁はRCに左官仕上げです。
別角度からの北側居室 押入に物がいっぱいしまえる仕様だったんですね。
ということで、物件の現調時の様子を紹介させていただきました。
ここから団地リノベーションを始めるのですが、どのように変わってゆくか楽しみです。
このくらいのコンディションの住宅を購入検討なさっている方の参考になれば幸いです。